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2巻3号(通巻12号)平成4年3月25日

  

 「たろはなだより」が12号になりました。Bグループの子どもたちが生まれたのがちょうど1年前の3月で、その子どもたちにお便りしたのがはじまりでした。ハク爺とサナ婆が望んだように、生後「初乳」終了と同時に引き取り手塩にかけて育てようと決心してくれた新しいご両親のために、いくらかでもその役に立てばと願いました。  

 ハク爺の「ラブぐるい」は道楽そのものに違いありませんが、どんなことにも興味をもつと凝る性分なものですから、どの育児書や躾の本にでも罷り通っている「根拠のない常識」に不満を感じていたものを、理念を実証してから世に問おうと思いました。幸い皆さんの承諾が得られ、あえて冒険ともとれる革新的な育児を実践し、その経過を教えていただけて、理論の実際を世に問える次第となりました。

 エリザベス女王の愛犬に会いに行った際の紀行文を掲載していただいたご縁で、月刊誌「狩猟界」の6月号から「やさしいペットの精神科」ー効果的な躾け法から問題行動の解決法までーという小文を連載していただけることになりました。内容としては、できるだけ早い時期から好ましい行動が習慣となるように仕向け、好ましくない行動は習慣とならないように指導することが肝要ーでご承知のようにペット界には「精神医療」も「心理治療」も未開発であって人間並みのものは期待できませんからー精神医学的な「矯正治療」が必要とならないように「先手必勝」、「転ばぬ先の杖」を心がけ、それでもやむを得ずそれが必要となってしまった場合には、従来の矯正法(百害あって一利なしの動物虐待でしかないような矯正法)は避けて、「犬権」を尊重した心理学的「行動変容法」を解説しました。刊行されましたら、お手元にお送りいたします。

  木村キャサリンがお泊まりに来ています。春休みの家族旅行でスキーに行くためだそうです。黒ラブの2才半、うら若き乙女です。タロウの子どもを産ませたいと言ってくれているので、ハク爺は涙と鼻水で顔をグシャグシャにして感激しています。そして、タロハナボニキャス4匹を連れての自転車散歩を誇らしげに楽しんでいます。さらに近々桑田ラブがやはり家族旅行のためにお泊まりに来る予定になっています。

 


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