生後4ヶ月の黒ラブちゃん8匹は、どの子も元気で同じに見えてしまいます。高橋さんは犬舎に残す子はすでに決めているといいます。普段はオットリしていて、行動を起こすと敏捷な動きをする子だそうです。 私もそんな子がいいなと思いつつも、高橋さんの奥さんの膝の上でお腹を出して寝るのが大好きという子に決めました。変わった子だといいますが、なんてことはないハナコちゃんにそっくりです。

 二代目ハナコとして、「紗縫サニー)」という名前にしました。北アイランドのDリード」さんの愛犬の孫にあたります。リードさん宅をお訪ねした時に奥さんのヘダーさんがサナ婆をサナエと発音できず、サニーと勝手に呼んでいたのに因みました。ヘダーさんは婦人服のデザイナーで縫製工場を経営しています。お名前の由来である、「ヘダー」とはヒースのことで、エリカの花のことです。悠久の時を重ねて堆積されたエリカの花が泥炭化し、あのウイスキーの香りとなるようです。

 サニーちゃんを迎えて俄然にぎやかになりました。ソルと4ひきで散歩をすると、なごやかな光景となります。昼休みには車で多摩川の河川敷へ遊びに行きますが、広いところでは飛び跳ねはしゃぎまわり過ぎてしまうため、帰りの車の中ではすぐに寝込んでしまいます。もちろん一日中ガオガオとじゃれあって飛びまわって賑やかに遊んでいますが、疲れるとコテンと寝てしまい、ひと寝入りして元気になると、また遊ぶという毎日です。寝る子はなんとかといいますが、そして、よく食べてよいウンチをしてくれると安心です。

 

 

 


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