アジリティー(敏捷性)競技会である「第一回RCアジリティー大会」が相模湖ピクニック・ランドで開催され、ハク爺とサナ婆と4匹が参加しました。アジリティなどという言葉は数回聞いたぐらいでは覚えられませんが、15年ほど前にイギリスに登場した新しい競技なのだそうです。内容は馬術の障害物競技のようなもので、ワンちゃんに飼い主が伴走して指示を与えながら15カ所の障害物をクリァしていきます。ルールも馬術競技とほとんど同じです。スタートからゴールまで時間制限があり、この標準タイムを超過すると一秒ごとに1点減点となります。

 また障害物を落下させたり不通過するなど失敗すると5点程度の減点となります。評価は減点方式で、結果はもちろん1点でも減点が少ないワンちゃんが勝ちということになります。障害物はハードルのような飛び越すものが多いのですが、これに加えてトンネルくぐり、シーソー渡り、ポールの間をくねくね歩くスラロームなど、いろいろな要素が加味されたものになっています。

 アジリティには快活、機敏などの意味があります。そして、発祥地であるイギリスでは、KCケンネルクラブのルールブックに「飼い主と犬そして観客にとって、おもしろい競技であることを目的とする」とあるようです。アジリティとは飼い主とワンちゃんが一緒に楽しめるスピード感あふれるスポーツということなのでしょう。

 

 

 

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